最近図書館で借りた雑誌の中で、日本でも韓国SF小説が人気になっていることを知りました。その中に「私たちが光の速さで進めないなら」という本があり、日本語の訳本も出版され、既に多くの人に読まれているようです。
私はこの本の内容だけでなく、著者にも興味を持ちました。この小説には7つの短編小説が収録されており、ほとんどの主人公が女性です。著者は1993年生まれで、POSTECH大学で科学を専攻し、修士号を生物科学で取得しました。2017年には第二回韓国科学文学賞の中短編部門大賞を受賞し、2019年には民音社の第43回今日の作家賞も受賞しました。
これだけでも素晴らしいと思いますが、小説の内容も非常に評価されています。デビュー作から好評を得た特徴について興味を持ち、本が手元に届く前に著者のインタビューを見たり、評論家がの感想も聞いたりしました。
簡潔に言えば、著者はSFジャンルの文法に巧みな変奏を加えており、物語の中には悪人が存在しないにも関わらず、テーマが自然に物語に溶け込み、読者に元気を与える作品と評価されています。
日本語版
韓国語版
著者のインタビューは以下のビデオでご覧いただけます。
韓国語で友たちと話して見ましょう。
「 금사빠 」 は新造語です。
금 → 금시(すぐ)
사 → 사랑(愛)
빠 → 빠지다(はまる)
가:
안녕하세요.한국SF소설읽어본 적 있어요?
나:
네,읽어봤어요.김초엽작가님이쓴'우리가빛의속도로갈 수 없다면'아주흥미로운책이에요.저도이책을읽고 나서SF소설에관심이생기고김초엽작가님이쓴글을더읽어보고 싶어졌던 거예요.
가:
제일인상적이었던부분얘기좀해줄 수 있어요?
나:
그럼요,이책이2019년에출판했으니까지금은일본어판도있어서접하기더쉬어요.그리고이단편소설의특징은SF에서단골로쓰이는소재와장르의문법을사용하면서김초엽작가님의상상을넣어변주시켜여러가지철학적인내용을재미나게풀어나간거에있죠.
가:
소설다읽은후에감상들어보고 싶네요.